今週、厚生労働省からいわゆる”アベノマスク”なる布マスクが届きました。思ったより多重構造でしっかりしています。
アベノマスクが届いた
写真のとおり。自分は一人暮らしですがなぜか2個届きました。1袋に2枚のマスクが入っているので、2枚×2袋で合計4枚届いたことになります。郵便局の人が間違えて2個いれちゃったのか?
1つ開封してみます。
大きさは縦9㎝×横13㎝です。縦は顎までカバーしてくれますが、なにぶん横が短いです。
通常の9㎝×17㎝の使い捨てマスクと重ねてみるとこんな感じ。一見、そんなに言うほど大きさ変わらないんじゃ?と思うかもしれませんが、使い捨てマスクに慣れていると横が寂しい感じがします。
芸能人が着けてる写真をネットで見ましたが、モデルとか顔が小さい人は大人でも違和感ないですね。
届く前は2~3重になったガーゼが届くのかなと思ってましたが、これすごく多重構造です。きれいに折り目になっている側からみれば5重になっています。
反対のガーゼの切れ目とかが見えるほうだと1,2,3…10枚くらい重ねてあり、かなりの多重構造になっています。
重さは11g。
ちなみに使い捨てマスク(トップバリューとかに過去に売ってた50枚398円の中国製)だと、3g。
マスクの包みに入っていた案内用紙。布マスクの洗い方も書かれてあります。
実際に着けてみて、縫製も丁寧でかなりしっかりしてるな、と感じました。なんせガーゼが多重です。ぺらっとした使い捨てマスクとは違って厚みがあるので最初は慣れないかもしれませんが、今後は布マスクでいいと思ってます。
ネットで別途、布マスクを既に購入していてまだ届いていないのですが、仕事でも着けていけそうなものばかりなので届くのが楽しみです。
マスクを寄付するには
自分はコロナが流行る前からですが、基本在宅で仕事をしていて、仕事をいただいている会社から出勤指示があるときだけ出勤する、という感じでほぼ在宅です。
そういうときは、使い捨てマスクを使わざるを得なく、遠方の家族が送ってくれたり、洗った使い捨てマスクを使ってました。
なのでなけなしの使い捨てマスクを、近所のスーパーにいくときに消費したくないので、届いた布マスクは近所のスーパーやコンビニ行く用に使おうかなと思います。
アベノマスクも洗う前なら会社でも使えそうですが、ネットみてると洗ったらかなり縮んでしまうとのこと。縮まない方法をいろいろ検索してみましたが、ガーゼはそもそも作る前に水通しなるものをしなくてはいけないとのこと。これ、縮まなければ長く使えるのになあ、とそこだけが残念です。でも自分は使い倒します。
1枚は使い倒すとしても、自分は一人暮らしなのでもう1枚は寄付しようと考えていました。なぜか合計4枚届いたので、3枚寄付することになりそうです。
市や区で回収ボックスなるものがあれば手っ取り早いんですが、自分の居住区ではなさそう。そこで寄付をどこにするか探してみました。
Sketter
Sketterとは、介護施設と働きたい介護従事者をマッチングするサービスです。株式会社プラスロボさんが運営されています。
ホームページで寄付するマスクの枚数を入力するだけです。名前とか連絡先とか入力する必要はありません。あとはホームページ記載の住所に送るだけです。送料は送付者負担です。
手作りの自前マスクで対応できる方や、市販マスクが余ってる方、または政府から支給される布マスクが2枚も必要ないという方に、今マスクを必要としている介護施設への寄付をお願いしています。
(参照元:Sketterホームページ)
NPO法人ホームレス支援全国ネットワーク
ホームレスの自立支援などの活動をされているNPO法人です。
ホームページ記載の住所に送るだけです。送料は送付者負担です。
政府より布製マスクが全戸配布される、との発表がなされています。「使わないので」と寄贈のご連絡をいくつもいただきました。ありがたくお受けしたいと考えています。全国に会員団体さんがいらっしゃいます。集まったマスクは、集約し、希望する会員団体へお配りしたいと考えています。
(参照元:NPO法人ホームレス支援全国ネットワーク)
リメイクしてみる?
はい、まず自分はリメイクとか無理なので普通に使います。
ネットでは届いたマスクが小さいから早速リメイクしている人がいます。政府配布マスク、縫製をほどくと1枚のガーゼになるみたいです。以下のYoutubeでリメイク動画をだしている方は元々裁縫が得意な方のようです。政府から届いたマスクは別の布と合わせて届いたガーゼは内側に使っているようです。
これだと、長く使えるし有効に使えていますね。裁縫できる人は活用できるのではないでしょうか。
先日Yahoo!ニュースのコメント欄を見ていると、男性でも手作りマスクを作っているコメントがありました。そのコメントに付随して、自分も手作りしているという男性のコメントがたくさんありました。今時の若い男性なら器用にこなしそうでなんとなくわかるんですが、年齢は30代後半とか50代、60代の人などさまざまでした。
最初はうまくできなくても作るうちにできるようになった、とかはまっている、というコメントも。そういうコメントを見ていると勇気が湧いてきます。
最近本当に布マスクをしている人を見かけることが多くなりました。先日、スーパーに行ったら、お揃いで色違いの布マスクをされている年配のご夫婦がいました。奥さんが作ったんだろうなーいいなー素敵な夫婦だなーと思いました。
税金を使って400億かけて無駄という意見もわかりますが、安倍首相、小池都知事はじめ布マスクを自ら着けて、布でもいいんだ、という感覚が一般の人に浸透しつつあるのはよかった点ではないでしょうか。
以前は布だとウイルスを通すだとか意味がない等の否定的な意見もありましたが、そもそも使い捨てマスクが無い中、使い捨てマスクを再利用してたら意味ないわけです。元々市販で50枚398円の使い捨てマスクがどれくらいのウイルス防止効果があるのかもわかりませんが。
今ではもう自分の飛沫感染を周りに飛ばさない、という考え方に重点が置かれつつあります。それならば医療従事者でもない限り布マスクで十分です。
洗濯したら思ったほど縮まなかった
1日使った後、洗濯しました。
洗濯前は、縦9㎝×横13.3cmくらい。洗濯後は、縦9㎝×12.8cmくらい。
これは洗濯して乾かした後なので、アイロンがけはまだです。縦はほぼ変わりないです。元々小さいのにこれ以上縮むのは困るわけで、もっとぎゅっと1cm以上縮むのかと思ってたので、ちょっと安心しました。
洗濯方法は洗濯ネットに入れてそのままドラム式の洗濯機で普通に洗濯です。本当は手洗いが推奨ですが、手持ちの使い捨てマスクがいよいよ少なくなってきたときに洗おうと思い、手洗い面倒だなーとネットをいろいろ検索していると、使い捨てマスクを洗濯ネットに入れて洗濯機で洗濯している人が。
真似して使い捨てマスクを数枚洗濯ネットに入れて洗濯機を回したところ、意外に大丈夫でした。しわになってるのでアイロンをかけないといけませんが、アイロンかけると普通に使えます。
使い捨てマスクが洗濯機で大丈夫なら政府配布マスクも洗濯機で大丈夫では..と思い、洗濯ネットに入れて洗濯機で洗濯しました。使い捨てマスクと同様、当然しわになるものの大丈夫でした。
一番心配していた縮み具合ですが、思ったより縮んでない。
どうせならできるだけ長く使いたいですよね。と、いいつつ手洗いでなく洗濯機に放り込んでいるわけですが…。
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